都市景観を考える
~東京・丸の内と東京海上ビルを題材にして~
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シンポジウム都市景観を考える
東京・丸の内と東京海上ビルを題材にして

100人を超える多数のご参加ありがとうございました。次回企画については決定次第このウェブサイトでお知らせします。

都市の景観は、そこに関わる人々の市民的活動と建築物の相互作用により形成されるものであり、そのあり方は社会そのものの縮図である側面を有します。

東京駅と皇居を結ぶ行幸通りを中心に有名企業の本社・本店が立ち並ぶ東京・丸の内は、明治期以降の我が国を象徴する地域の一つです。この丸の内の景観は、様々な議論の対象となりました。こうした議論を振り返ると、それらが生じた時期は、いずれも時代の転換期と重なります。このことは、都市の景観と社会のあり方との関係を示唆するものと考えられます。

現在、我々の社会は、大きな転換点にあり、将来に向けての選択を迫られている時期にあります。こうした時期に、モダニズム建築家・前川國男の代表的建築物であるとともに、1960年代の「景観論争」の契機となり、現在の丸の内を象徴する建物である東京海上ビル(東京海上日動ビル)の建替えが検討されていることは偶然ではないと思われます。

本シンポジウムでは、都市の景観をテーマとして議論を行い、そのための題材として、丸の内と東京海上ビルを取り上げます。その議論の射程は、丸の内と東京海上ビルにとどまるものではなく、我が国の様々な都市が抱えている景観の問題、延いてはそこでの市民生活のあり方の問題に及ぶものであると考えています。そのため、丸の内の景観にご関心をお持ちの方は勿論のこと、津々浦々で都市景観の問題に取り組んでおられる多くの方々に本シンポジウムにご参加いただきたく思っており、また、ここでの議論が問題への取組みの一助になることを願っています。

日時

2021年11月20日(土)16時~18時

開催方法

ウェブ開催(Zoomウェビナーを使用予定)

参加申込方法

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    タイムテーブル

    16:00開会挨拶

    高崎経済大学経済学部
    准教授
    澤田 悠紀

    公立大学法人高崎経済大学経済学部経営学科准教授。明治大学知的財産法政策研究所客員研究員。学習院大学法学部(2021年度「建築と法」担当)、法政大学法学部非常勤講師。東京大学工学部建築学科より法学部に転部、卒業。東京藝術大学修士課程修了、ハーバード・ロースクールLL.M.修了(フルブライト奨学生)。

    【建築と法のあり方についての主な著作】

    • 「建築作品の保存:所有者による通知の義務・作者による取戻の権利」『しなやかな著作権制度に向けて:コンテンツと著作権法の役割』(信山社、2017)
    • 「庭園・建築物と著作者人格権」著作権研究40号(2013)
    • 「著作物の原作品の破壊・一部復元による著作者人格権侵害:ノグチ・ルーム事件」ジュリスト1324号(2006)
    • 「建築・都市景観と知的財産法制度に関する研究」(日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究(B) 2016年- 2020年) 等

    16:05基調講演

    株式会社前川建築設計事務所
    代表取締役
    橋本 功

    1945年神奈川県生まれ。1970年日本大学理工学部建築学科卒業後、株式会社前川國男建築設計事務所(当時)入所。1994年株式会社前川建築設計事務所取締役就任。2000年同代表取締役に就任、現在に至る。

    また、青森県(弘前市)、埼玉県、東京都、神奈川県、熊本県等の多くの前川建築のリニューアルを手掛け、同時に前川建築の価値・保存・継承に関するセミナー・講演等を行っている。

    【主な担当作品】

    • 福岡市美術館
    • 埼玉県立自然の博物館
    • 国立音楽大学講堂・付属小学校・付属幼稚園
    • 千葉県東総文化会館
    • 埼玉県児玉町総合文化会館 等

    16:20講演① テーマ:都市景観に関する法規制

    早稲田リーガルコモンズ法律事務所
    豊島オフィス代表・弁護士
    尾谷 恒治

    早稲田リーガルコモンズ法律事務所・豊島オフィス代表。弁護士・法務博士。まちづくり、歴史的建造物の保存・活用を専門とする。

    16:35講演② テーマ:丸の内の歴史社会学的考察

    日本大学文理学部
    教授
    松橋 達矢

    日本大学文理学部社会学科教授。法政大学社会学部卒業、日本大学大学院文学研究科社会学専攻博士後期課程修了〔博士(社会学)〕。専門は歴史社会学、都市研究。

    【主な著作】

    • 『鉄道は都市をどう変えるのか――交通インパクトの社会学』ミネルヴァ書房(第5章、第14章執筆:2021)
    • 「『丸の内』をめぐる『景観』論争の系譜――『開発主義』と『市民の動員』の観点から」『関東都市学会年報』第18号(2017)
    • 『モダン東京の歴史社会学――「丸の内」をめぐる想像力と社会空間の変容』ミネルヴァ書房(2012)〔日本都市学会賞〈奥井記念賞〉〕
    • 「『都市づくり』におけるポリティクスの審美化――『景観』の複数性はいかにして浮上するか」『日本都市学会年報』第44号(2011)〔日本都市学会論文賞〕 等

    17:20講演③ テーマ:東京海上ビルの建築的考察

    東京大学名誉教授
    有限会社香山建築研究所
    会長
    香山 壽夫

    東京大学教授、明治大学教授、放送大学教授等を経て、現在東京大学名誉教授、香山建築研究所会長、工学博士。

    日本建築学会会員、日本建築家協会会員、アメリカ建築家協会名誉会員(Hon.F.A.I.A)。

    【主な著書】

    • 「建築意匠講義」(東大出版会、1996)
    • 「ルイス・カーンとはだれか」(王国社、2003)
    • 「人はなぜ建てるのか」(王国社、2006)
    • 「建築を愛する人の十二章」(左右社、2010) 等

    【主な作品】

    • 東京大学工学部六号館(1975)
    • 彩の国さいたま芸術劇場(1994)
    • 東京大学伊藤センター(2011)
    • ロームシアター京都(2016) 等

    【主な受賞歴】

    • 日本芸術院賞
    • 日本建築学会大賞
    • 日本建築学会作品賞
    • 村野藤吾賞 等

    18:00閉会挨拶

    高崎経済大学経済学部
    准教授
    澤田 悠紀

    協力

    株式会社前川建築設計事務所

    主催

    一般社団法人Japan Heritage

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